S.V.作品のフィギュアタイプに特化した作り方です。
位置関係や形状の把握のため、PDO形式のファイル(Pepakura Designer File)使用が前提となります。
Youtube動画は、PDOファイルでは確認できない組立順番と補足説明があります。
PDF形式の型紙ファイルだけで組立てるのは非常に困難です。
※一部簡単なものを除く
ペパクラビュワー(Pepakura Viewer Download)
PDO形式のファイルを開くには、ペパクラビューワー(無料)とWindowsPCが必要です。
ペパクラビューワーはパーツの位置確認と印刷、PDF形式へ出力もできます。
ペパクラビューワー日本語版 Download
Pepakura Viewer English version Download
Windows10がまともに動くPCならロースペックでも大丈夫です。
S.V.作品の作り方
<作り方の基本>
キヤノンCreative Park
https://creativepark.canon/event/howtomake/jp/
ペーパークラフトの作り方がわかりやすく学べます。
<紙・印刷編>

動画要約
・薄手の紙を使う。
・切り取り線はなるべく薄く印刷する。
・PDF形式へ出力する方法。
・裏面印刷の方法。
※PNGファイルで提供されている画像は余白が無い状態のため、設定可能ならば上下左右6mmの余白設定で仕上がり寸法に近くなります。
PDFファイルは余白が含まれた状態です。
<ペパクラビュワー印刷の設定例>

・線の濃さを”のりしろの切り取り線”がギリギリ見えるぐらいで調整。
・ビットマップ部の解像度は”最高解像度”(Very High)。
<基本編>

動画要約
・白い断面が印刷面で隠れるように斜めにカットする。
・スジを入れて折りやすくする。
・接着剤はのりしろでは無く接着先に塗布する。
・筒状パーツの接着方法。
ペパクラビュワーでパーツ位置の確認
<パーツ位置の確認>

ペパクラビュワーを使用した3Dモデル上のパーツ位置やパーツ接続先の確認方法。
<アニメーション>
ペパクラビュワーのアニメーション機能で形状の確認が出来ます。
つなぎ目の処理方法
つなぎ目を目立たなくするポイント
・紙の白い断面を隠す。
・段差を少なくして影が出ないようにする。
アメブロの記事を移行予定。
【設計者向け】ペパクラデザイナーを使用した型紙作成
デジタルペーパークラフトの型紙作成には3Dモデリングの知識と、ペパクラデザイナー4使用が必須です。
S.V.は、3DモデリングにXISMO2、テクスチャー作成にInkscapeを使用しています。
<3Dモデリング>
ペパクラデザイナー4は読み込み形式が豊富なため、metasequoiaやBlenderなど自分に合った物を使用出来ます。
XISMO2の場合はOBJ形式で出力しています。
<テクスチャー作成>
ラスタ形式(Photoshopなど)、ベクタ形式(Illustratorなど)など、自分に合った物を使用しましょう。
ベクタ形式のInkscapeはポリゴンに合わせて位置修正するのに適していますが、アニメ調の作品以外には向いていません。
<ペパクラデザイナー4>
デジタルペーパークラフトの展開では実質必須ソフトです。
metasequoia4無償版付属
<ペパクラデザイナーでの展開作業例>

動画要約
・展開する前に切開する辺をある程度指定する。
・のりしろの大きさを一括で統一。
・パーツ形状の編集と配置。
・”のりしろ”の大きさや角度の調整。
・線の編集。
<設計についての質問>
一から教えることやチュートリアルの作成は時間的に出来ません。
悪用されるため元モデルのデータ配布も行っておりません。
フィギュアタイプの3Dモデル作成とペパクラデザイナーの展開まで一通り作業した上でなら、ある程度のアドバイスは可能です。